○っこう仮面 第四話

「ネタですら登場のお誘いがないだなんて」

「それも・・・これも・・・全部・・・」


 

※お下品ネタ注意

「全部あんたのせいだわ！！」



「このっ！」



「このっ！！」



「このっ！！！」








「そんなに出番をくれないなら、
悪役でも何にでもなってやるんだから！」



























――Imperial City

「はぁ、厳戒態勢でとてもじゃないが見回りどころじゃないや」



「さっきの衛兵のせいか・・・」





「もうImperial Cityは去るとしよう」



「次はChorrolあたりに行ってみようか」
















「よかった、こっちまでは追っ手は来ていないみたい」



















「聞いたかい？町娘がさらわれたらしいんだよ」



「なんでもHackdirtに行ったきり帰ってこないらしいな」

「一体、何があったんだか・・・」



「いきなり誘拐事件か・・・放っておくわけにはいかないな」



「待っていて・・・今すぐ助けに行く！」

















「・・・ここがHackdirtか」



「なんだろう、この不気味な町・・・」



「物音は聴こえるのに、人の気配がまるでない」



「あの宿屋に寄ってみよう」






「お邪魔しまーす」











「・・・誰もいない」






「もう寝ちゃったのかな」






「・・・ん？」


「落とし戸だ・・・。地下室への入り口かな？」









「・・・洞窟じゃないか」





「何故、洞窟と家をつなぐ必要が・・・？」











「・・・！！」





「見つけた・・・！」




「・・・彼女がさらわれた町娘か、早く助けなきゃ」









「貴様らの悪事もここまでだ！」



「○っこう仮面参上！！」

「今すぐ彼女を解放しろ！」



「かかったわね」

「野郎ども！たたんじまいなー！」




「！？」



「敵が他にも！？」



「敵の本拠地に一人で乗り込んできたのが運の尽きね」



「町娘の命が惜しくないなら、好きに暴れるがいいわ」



「・・・！卑怯者め！！」




























「永かった・・・！」



「ついに・・・ついに主人公交代のときが来たのね」



「この日をどれほど待ち望んでいたことか・・・！」




「目の前にいるこの女を殴り殺せば、私が補欠繰り上げで主人公に・・・」





「だめだめ、落ち着いて、落ち着いて」


「ここでヘマをこいたら全て台無しなんだから・・・」




「深呼吸・・・深呼吸・・・」




「今だ！せーのっ」






「待てっ！！」



「これ以上の低俗な真似は、
Shinobiブログが許しても私が許さない！！」



「なっ・・・門番（タマネギ）が瞬殺された！？」


「死にたくなければ武器を捨てろ！あとパンツを履け」



「抵抗するならこの場で斬り伏せることになるぞ！」






「ちくしょう・・・」



「あと少し・・・あと少しだったのに・・・」



「なんだ、あっけないな」






「・・・ん・・・？彼女は・・・」





「おい、大丈夫か？起きるんだ」





「あれ？」


「助かった・・・？」





「よかった、無事だったか」




「・・・ありがとう、助かっ・・・」



「・・・じゃ、牢屋行こうか」










「・・・え？？」





「罪状は猥褻物陳列罪と公務執行妨害と・・・それから・・・」




「えええええっ！」























「ちくしょおおおおお」



「くやしい！もう少しってところだったのに」


「タマネギの役立たず！バーカ！！」



「今度こそレギュラー奪い取ってみせるんだから！！」























「・・・で」



「彼女、いつ釈放する予定なんですか？」



「もう少し真面目な記事が増えたらかな」